300と数十日の食卓

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55冊目『実用の料理 ごはん』から4回めはポキどん

[55-4]『実用の料理 ごはん』から4回めはポキどん(p.92)

高山なおみ著、 株)京阪神エルマガジン社発行、 アートディレクション・デザイン 有山達也、デザイン 中本千春、撮影 齋藤圭吾、スタイリング 高橋みどり、イラスト 牧野伊三夫、編集 赤澤かおり、村瀬彩子、稲盛有紀子 2015年12月1日初版発行 

そういえば以前は毎日更新していたんだった!為せば成る、なさねばならぬ何事もなのか?で日記をupする期間を10~14日ごとから短縮すべく奮闘中。

調理時間:20分ほど(炊きたてのごはんがあるものとして)

主な材料:角切りにした赤身まぐろ、角切りにした刺身用サーモン、みじん切りにした玉ねぎ、小口切りにした万能ねぎ、乱切りにしたアボカド、手でちぎった青じそ、しょうゆ、ごま油、わさび、カイエンヌペッパー、白ごま、マヨネーズ、練り辛子 

調理の流れ:しょうゆから白ごままでの調味料を混ぜ合わせ、刺身用の魚を入れ混ぜ合わせて冷蔵庫でしばらく馴染ませる(レシピには記載されていないが、わたしはこの時にみじん切りにした玉ねぎも加え混ぜている)マヨネーズと練り辛子を混ぜ合わせる。魚とアボカドをさっくりと混ぜ合わせる。ほかほかのごはんの上に青じそをのせ、メインの具材を盛り付ける。辛子マヨネーズを添える。

出来上がった料理:「第4章 どんぶり、小どんぶり」より、ハワイ料理のポキをどんぶりにした料理を再現した。ポキは手軽かつ苦手な人もあまりいないので、これまでもよく作ってきたが、魚はまぐろ一種類のみを使っていたので、サーモンをあわせるとどうなるんだろう?とワクワクしながら作る。

本場ハワイではタバスコを入れたりもするようだが、レシピでは代わりのカイエンヌペッパーが隠し味。そして辛子マヨネーズがね、もう堪らなく良い仕事をしてくれるの。赤身まぐろはトロに比べるとさっぱりしているから、脂ののったサーモンの旨みを添えて、さらに辛子を混ぜたマヨネーズが具材をまろやかにまとめてくれる。普段マヨネーズは使わないのだが、わぁ、マヨネーズってすごい調味料だなぁとわたしがこれまでわからなかった実力を見せつけられる。つまり、あぁこのまぐろのお味、期待値に少し足りていないかも?と感じても、この辛子マヨネーズと炒りごまを増すだけで見事にリカバー出来るということ。

レシピ指定は青じそなものの、エスニックがお好きならパクチーでも美味しい。夏や温暖な地域の雰囲気がさらに高まって、ビールがとっても美味しそう。

ここだけは絶対に誤ってはいけないポイントは、お刺身用のサーモンを用意すること。加熱用を生食には用いないこと。

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どちらかというとスモークサーモン派で、スモーキーな香りをいかしてサラダやパスタによく使う。このレシピを知った後ならお刺身用サーモンの使用頻度も高まりそう。

 

クリスマスまで2週間をきって、メール配信登録しているお店やネットからもギフトの提案をたくさんいただく。その手にはのせられるものかと三猿(見ざる言わざる聞かざる)の姿勢を貫いてきたが、この3年間時計、宝飾品もまったく購入しない無欲の塊を溶かしそうな指輪の画像を見かけた。目がチカチカするような華やかなカッティングではなく、ほぼたいらで、シンプルだからこそ貴石の存在感があり身につける人の個性を出してくれそうなデザイン。10年くらい前からいいなぁと気になりつつも手が出なかったメゾンの指輪、今度のトランクショーで現物を手に取りぴんときたら買おうかな。もちろん予算の範囲内ならということで(笑)、もしも買いたいものに手が届かないようなら、まだまだ頑張りが足りなかったり、不甲斐ない自分のせいなので、きちんと受け止めなきゃね。

<ごはん日記>