300と数十日の食卓

食べること,本を読むこと,音楽をめぐる時間

46冊目『staub 「ごはんココット」レシピ』から4回めは中華風ひじきごはん

[46-4]『staub 「ごはんココット」レシピ』より4回めは中華風ひじきごはん(p.33&35)

若山曜子著、 株)河出書房新社発行、 デザイン福間優子、撮影 新居明子、スタイリング 佐々木カナコ、 2016年10月30日初版発行 

雨降りな勤労感謝の日(木)は、海藻のミネラルたっぷりの炊き込みごはんを。

調理時間:30分ほど(お米の浸水時間を除き)

主な材料:米、水で戻した芽ひじき、スライス干し椎茸、ささがきごぼう、しょうゆ、オイスターソース、酒、ごま油

調理の流れ:全ての材料に水を加え、軽く混ぜてから炊飯する。

出来上がった料理:「第2章 ごちそう炊き込みごはん、ワンポットパスタ」より見た目は地味だが、味わい深い炊き込みごはんを再現した。

ひじきを戻す時間とごぼうをささがきにする手間さえ惜しまなければ、ほとんど包丁を使うことなく出来上がってしまう。人参を入れると華やかになるかしら?と考えてもみたが、このレシピで十二分に滋味深いお味のご飯を作ることが出来る。ごぼうのしゃきッとした食感に土っぽい香り、出汁を吸い込んだ干ししいたけのじんわりしたおいしさや、邪魔をしない程度に香りたつごま油の香りと合間って全体的にとてもバランスが良い炊き込みごはん。おにぎりにもきっと似合う。

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新之助を使うとべとつかずに粒が立ったままで食べられるので、より中華風に仕上げることができる。お米を変えるだけでこれだけ印象まで変えられるなんて面白いなぁ。

 

明日から暫く更新停滞。紅葉の季節の京都は、車での移動時間が読めなくなるのでなかなか辛いものがあるが、滞在中一度は訪れるイノダコーヒーのモーニングも大行列なので諦めるが、あれもこれも観光都市の宿命として受け入れなければ。

<ごはん日記>