300と数十日の食卓

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29冊目『有元葉子の「和」のお弁当』から4回めはつくねご飯弁当

[29-4]『有元葉子の「和」のお弁当』より4回めはつくねご飯弁当(p.28~)

 有元葉子著、東京書籍(株)発行、 撮影 今清水隆宏、スタイリング 千葉美枝子、アートディレクション 昭原修三、デザイン 植田光子、  2013年9月10日初版発行

職場ではクーラーが入りだし、うちの冷凍庫にはガリガリ君がストックされ始めた木曜は主菜作りでやらかしたお弁当を紹介する。

調理時間:10分ほど(下準備が出来ているとして)

主な材料:(主菜 つくねご飯) 鶏のひき肉、みじん切り長ネギ、みじん切りしょうが、片栗粉、卵、玉ねぎ、酒、メープルシロップ、しょう油 (副菜①蒸しブロッコリ&にんじん) 食べやすく切り分けたブロッコリー、棒状に切ったにんじん (副菜②キャベツの塩揉み) 千切りキャベツ、千切り青じそ、塩など

調理の流れ:下準備(主菜) ボウルに材料を入れて混ぜ合わせ、一口大に丸めておく。小玉ねぎは輪切りにしておく。 (副菜①)   ブロッコリーとにんじんは蒸して水気を切る。(副菜②) ボウルにキャベツと青じそを入れて塩を揉みこみ、出てきた水気を絞る。

当日(主菜) ごま油を入れたフライパンを熱し、小玉ねぎが透明になるまで炒めたら取り出した後つくねを入れて両面を焼き、調味料を加えて一煮立ちさせる。最後にしょう油で味を整える。 (副菜①) お弁当に入れ塩をふる。

出来上がった料理:「第1章 毎日のお弁当」より、蓋を開けると鶏のつくねが満開のお弁当を再現しようとした。

メープルシロップを使うことで味に深みがでて、甘さも上品な鶏のつくねは、ぷっくら丸くしたかったのだけれど、卵を入れすぎてタネがどろんどろんになり、慌ててごはんを少量加え混ぜて修正を試みるも、結果は芳しくなくて、最終的においしくなぁれ!という気持ちをこめ一気に焼いてしまう。味付けは文句無しに美味しい。外側が美味しいからこそ、もっとふんわりしたつくねを作れなかったのが残念。

さておき本書にも度々登場するキャベツの塩もみは旬の春キャベツをさっぱり、たっぷり食べられて、お気に入り。

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[今日の教訓] 大量に作るときにはあまり響かないけれど、少量のひき肉料理を作る際には、卵は少しずつ入れましょう。blog用にupした画像をみるにつけ、つくねがあまりにぺったらこくて(北海道弁)ここまでくると笑いを誘う。

このところ小説を読むことに没頭できるほどこころに余裕がもてなくて、なんだかなぁと少し焦るものの、2年前に東京に戻ってからの小説断ちをしていた半年間を思い返すと、まだそれほど追いつめられてはいない。いや、ぐんぐん突き詰めていくことも大切なのだけれど、距離を置いて、俯瞰的にものごとをみる方がいまは必要な気がしている。そして笑いね。笑顔とか思わず笑えることなど、とっても大切(笑)

<ごはん日記>